ナルコレプシー(居眠り病)に対しては、日中の睡眠発作の予防のために、中枢神経刺激剤が有効とされ、主として塩酸メチルフェニデート(薬品名リタリン)が用いられます。
塩酸メチルフェニデートは最近までうつ病の治療にも用いられていましたが、その乱用が社会問題化して、現在ではナルコレプシーのほか、ADHD(注意欠陥多動性障害)に使用が限定されています。
また、ナルコレプシーの治療薬として、抗うつ薬のクロミプラミンやイミプラミンが、塩酸メチルフェニデートと併用されることもあります。
なお、ナルコレプシーは自分の意志ではコントロールできない病気であることを、周囲の親や上司、教師などが理解し、昼休みに昼寝をとることを本人に勧めるなどの配慮が大切とされています。